大切な人に喜んでもらうために一歩前に踏み出すことーエクスマからの学びー

紙面版☆夏のすみれの便りは　届きましたか？

東京で開催された藤村正宏先生の新刊出版記念セミナーで

こんにちは～。

お二人の特別な時間のためのお手伝いをしている
山形県米沢市の温泉旅館　時の宿すみれの女将　黄木綾子です♪

今回で12通目のすみれの便り紙面版　お客さまのＹさんの写真より

季節ごとのお便りも　早くも今回で12通目となりました。

第一号からお届けさせていただいているあなたや
「はじめて届いたよー！」　という方もいらっしゃいますね（笑）

それぞれに思いのまま　最近の様子を書いているスタッフコーナーや
お料理について　木下チーフおすすめの夏メニューの一品などのご紹介など
お宿のお客様に宛てたお宿のニューズレター。

今回は　夏のお便り。

お客様が　大好きなお料理のことについての内容は
お写真を掲載したり　お楽しみいただきたいポイントなどを書いています。

中には　お客様が撮ってくださっていた写真を掲載したり（笑）
（Yさん　勝手に使用してごめんなさーーい）

スタンプラリーを楽しんでくださっていたＹさんの写真より

季節のお花たちは　スタッフのかえでさんが　とってもきれいに撮ってくれていました。
あなたには　かえでさんの瞬きの瞬間、その写真の先にある　すみれガーデンの様子を　想像してもらえたかもしれませんね。(#^.^#)

少しでも　次にいらした際の　大切なあのお方との時間が　素敵に　そして笑顔で♪　楽しんでもらえるように　お伝えできたらいいな～って　思います。

そんなことが　届いていたら　嬉しいです。

今回で12通目と言いましたが　実はね、最初から　こうしてニューズレターをお送りすることなど　できていませんでした。　リニューアルオープンから震災前まで　全くできていなかったことですし。　震災後には　お客様への連絡の方法がわからず　その時の気持ちやお宿の情報を　誰も見ていないかも知れないブログで書いているだけ。　でも、それだけでも　その時のブログについて　お返事のようにメールをくださったりして　見ていてもらえていることを実感した時は　とっても嬉しかったものでした。

まだまだ復興からほど遠い東北の状況があった中でも　すみれがすみれの役割の中で　お役に立てることもあるんだ。って　ブログを通してお客様とのやり取りができることに　随分励まされました。

でもね、ある日　70代のお馴染みのお客様、佐藤さまが撮影された写真を見せていただいた際に　モミジの色彩がとっても美しかったので　ブログにもご掲載させていただくことになって。

その時に　佐藤さまが　おっしゃったんです。

「俺は　インターネットはやらないからーー　見れねぇよ。」　って。

わたしは思わず　えーーーーーーっ！？って　思ってしまってね、
そして　すぐに　「そうですか～！それは　すみませんーー！」って　謝っていました。

お馴染みのお客様なのに　佐藤さまがご覧になって楽しいこと、喜んでもらえることができてなくって　何もお役に立てていなかったことを知った瞬間。

あたりまえと言えば　あたりまえ。
お宿のお客さまの全てがインターネットの端末としてパソコンや携帯、スマートフォンを扱えるわけでは　ないのです。きっと　そういうお客さまも　多いはず。
ネット情報に馴染みがあっても　必ず見てもらえるとも　限らないのですから。

4年前のことでした。

その時に　そんなお客さま達のためにも　お役に立てるお手紙をお送りさせていただこう。手元にお届けできる紙面版のすみれの便りを作ろう！って　思ったんです。

それが　今のニューズレター「すみれの便り」の　始まりでした。

スタッフかえでさんの写真より

その後　佐藤さまから　「すみれの便りが届いたよ。」などと　お葉書をいただくことも　ありました。　娘さんや　お孫さんも　その後に　お越しいただいたり　ブログは娘さんがＰＣを開いて佐藤さまに見せてくださったり。佐藤さまご一家との嬉しい交流をいただいてます。

ただ、この時は　簡単に　「お便りをお送りしよう！」から　「ニューズレターを送る」ことができたわけではなく　どう考えても書いてみても　お役に立てるような内容にならない、どんなことをどんなふうに書いたら喜んでもらえるのかな～。などと　試行錯誤していました。　それまで経験がなかったことだったから尚更のこと　なかなかまとまらなくて。

そんな時に　ニューズレターの作り方を　一から学ばせていただいた場が　以前にも何度かこのブログに書かせていただいている　藤村正宏先生が主催する　エクスマ塾だったんです。
エクスマ塾でのわたしのケースはニューズレターを作ってみること。　そのニューズレターを　誰に届けたいのか　誰のために書くかが　とっても大切なことと気づかせていただき　「だったら　その佐藤さんに届くように佐藤さんに向けて書いてみたらいいのか！」と。

東京が会場だったので　何度か東京に通って　時に日帰りで　時に伊豆の温泉旅館で合宿をしながら　学んだことをカタチにさせていただくことができました。やっとです。（汗）
お客さまに対しての気持ちを　すみれらしくお伝えする、表現すること。そして　最も大切な「お宿の役割、そしてわたしの役割」を気付かせていただいたからこそ　できたことでした。
学ぶこと、知識を役立て一歩行動することが　いかに大切かをやってみてからの反響で知ることになりました。

あれから現在。　便りをファイルしてくださるお客さまがいらっしゃったり　ご宿泊時に持ってきていただいたり　ニューズレターに記載していることを通して　お客さまとスタッフとの距離が近づいていったりと　紙面版のお便りが　お宿とお客さまの親睦を深めたり　距離を縮めるものに　なっています。お便りを通して　より　すみれのことを好きになってもらえていることを実感できることも。　ほんとうに　嬉しいことですし　喜んでもらえることが　励みになります。
お二人の旅、すみれでのご滞在を通して　しあわせなひとときを共有してもらえて　ハッピーを感じてもらえたら　それが　わたし達にとっても　しあわせなことですから。

お茶の準備中～♪

ニューズレターは　これからも　お届けさせていただくと思います。紙面版でないと楽しんでもらえない方々も多いから。でもね　3年経ったら　インターネットを通した交流がとっても増えてきました。　お客さまを含む関わりを持っている大好きな人たちが　そこにいらっしゃる限り　いつも関わっていたい。単純に　もっと仲良くなりたいって　思っているんです。だから　ますますSNSやブログの必要性を感じているこの頃。藤村先生も　そのように話しておられます。

これからも　わたし自身のことや　スタッフ、お宿のことを知ってもらい　皆さんや　もちろんあなたとも　相思相愛の関係（笑）になっていったらいいな～と思っています。

夏の便り　楽しんでもらえましたか？

楽しいことは　しあわせだと　思います。

わたしは　とっても不器用で　そんな部分を自分で責めてしまうことも　ありますが（汗）
いつも　気持ちは　変わりません。

あなたと出逢った　あの頃のわたしと　今のわたし。

今も　あなたのことが　とっても大好きです♪

実は　4日にお台場で　藤村正宏先生23冊目の新刊出版記念セミナーがあり　わたしも参加してきました。社会が目まぐるしく変化していて　そのことに順応したキーワード、大切なことがあると。　そのことは　また書きたいと思います。

東京に来て　大学4年生、二男の横浜の住まいにも2年ぶりくらいに泊まって　お掃除してお掃除して、時々ご飯を作って、また　お掃除して　これを書いています。（笑）