「ハナのごきげんようを楽しみにしている子供は大勢いると思う」
「おとうが言ってたさ 人生に無駄なこんは一個もねぇって」
花子が躊躇していたラジオ出演に対して 彼女を勇気づけたのは
幼馴染の朝市と兄やんの吉太郎でした。

 

こんばんは。

 

時の宿すみれの女将 黄木綾子です。

 

NHKの朝の連続テレビ小説「花子とアン」が好きで毎回録画にして見ています。
赤毛のアン『Anne of Green Gables』の翻訳をした村岡花子さんの物語です。
あなたも 花子とアンを本やテレビで見ているかしら?

 

先日の回では 花子の腹心の友である蓮子の息子が戦死したことを「ラジオでお国のために命をささげなさいと言っていた花のせい」と本当はそんなことを言っていなかったのに 蓮子の思い込みからの一言で 花は責められ、傷つき 二人の関係は悪くなり 戦後のラジオ出演の依頼をずっと拒んでしまっていたんです。 でも花は幼馴染の朝市や兄の吉太郎の「花のごきげんようを楽しみにしている子供は大勢いると思う」「おとうが言ってたさ 人生に無駄なこんは一個もねぇって」という言葉に勇気づけられ 苦悩から自分の役割を見出していったんですよね。子供達の生活に豊かさを与えるためのラジオへの出演を決心したんです。

 

ラジオで話す「子供の新聞」の花子の言葉はその向こう側で聞いている子供達に夢や希望を与えました。自分自身も周囲の人々に勇気づけられたように。

 

また、翻訳家の花子は 戦時中で敵国の書物だというだけで英語の本を所有することも許されない時代に 関わってきた人たちへの恩返しや未来への希望の証として仕事を全うしようと 恩師に委ねられた本の翻訳を隠れて続けていました。その翻訳した本こそが後の赤毛のアン『Anne of Green Gables』なんです。

 

戦時中でしたから花子がしていたことは理解してもらえることではありませんでした。
当然 誰しもが その本が人々に愛される本になるとは思ってもみなかったでしょう。
でも 結果的には たくさんの女の子を魅了し 感動と喜びを与える夢の本となったのです。

 

実はわたし、昨日は東京に出向いていました。
以前もこのブログで何度か書かせていただいていた藤村正宏先生のセミナー『TOKYOエクスマナイト』が お勉強仲間の奥ノ谷圭祐さんの会社 神宮前のアパレルメーカーのピーアイさんで行われるということで参加させていただいたんです。

 

アパレルメーカーさんの会場だけにマネキンも 素敵な空間でのセミナー

とても刺激や気づきの多いセミナーだったのですが 藤村先生がDJと化しバッハやマイルス・デイビス、アイアン・メイデンなどの音楽の背景を通してマーケティングを教えてくださったり 生放送で塾生さんとのインタビューの模様を配信したりと とにかく とっても楽しいものでした。

わたしまで生放送に!恐縮でした~

刺激を受けると今まで見ていた花子とアンのシーンが 藤村先生のエクスペリエンスマーケティングとの出会いだったり 昨日のセミナーでお勉強させていただいたことが重なったりして捉え方が変ってくるから不思議です。とっても興味深く感じたんです。

会場内の様子 参加者は50名ほど 楽しみながらも真剣に

想いを貫いて仕事をする花子の姿勢。
好きなことを全うした人生。

 

もちろん大激変の時代に生きた方ですから想像できないほどの命がけの苦労もあったことでしょう。でも その生き方は実に潔く感じるのです。

 

本や英語が大好きな花子。
その大好きな本に囲まれて夢中で仕事をして生きた花子はきっと楽しくて幸せだったはずです。
反対され拒否されても 支えてくれた人の言葉に勇気づけられながら歩み 仕事を通して想いを伝えていくことで 子供達の心に豊かさを届け たくさんの人に喜びを与えることに繋がった。

 

花子とアンは もうすぐ最終回。
楽しみですよね?

 

わたしも花子のように想像(創造)の翼を広げて 夢を全うする人生を歩みたいものだな~って思います♪

 

藤村正宏先生の発信は今後ますます目が離せませんよ♪
藤村正宏先生のブログはこちらから→http://www.ex-ma.com/blog/about-exma

当日司会をなさった尊敬する経営者奥ノ谷圭祐さんのことを知ってほしい♪
奥ノ谷圭祐さんのブログはこちらから→http://tanpan.jp/blog/

 

今日も ここへ来てくださった方に ありがとう。

初めての方 最後まで読んでいただけ嬉しいです♪

では、 また ね。