時の宿すみれのリニューアルオープンは 2005年10月8日で 今年が8周年。
わたしの実家 米沢牛黄木の創業は 1923年の10月9日で 今年が90周年。
そして わたしの父が生きていたら 今日が76歳。  1937年10月10日が誕生日でした。

 


不思議な縁を感じます。
創業日を意識して 10月8日をリニューアルオープン日を決めた訳ではなかったですから。

 

 

こんばんは。

 

おふたりの特別な時間のためのお手伝いをしている
時の宿すみれのあやっち女将こと 黄木綾子です。

 

 

わたしの実家の精肉店 米沢牛黄木は 1923年、大正12年に小さな精肉店と そこに併設した七輪を使った牛鍋屋をはじめました。その日こそが10月9日。そして 今日は14年前に他界した わたしの父の誕生日。お宿のリニューアルオープン日が10月8日ということを考えると 縁というか因縁というか運命、宿命のようなものを感じてしまって。

 

お宿の敷地に植えられた桜の木の花が見事だったことや自然のままに沸いた温泉が今この地にあることの意味や感謝、その桜の木を植えた祖父の思いが十分に理解できたことから改めて「わたしが継ぐ」と心に刻んだ春を思い出しながら歩くすみれガーデンは いつも通り素直なありのままな表情で 優しくわたしを包んでくれました。

 


実家の精肉店の創業日、すみれの記念日、そして父の今日の誕生日。
今日は 気持ちを新たに また一歩 新しい道を歩む覚悟というか 思いになりました。

わたしには 先祖やその先人達の成し遂げてきたこと というより その思いを受け継いでいく必要がある、その役割があるんだ。っていうことを感じずにはいられませんでした。 


でも、決して 気負いとか そういうものは必要なく 簡単に 「善い悪い」的な 単純に 仕事の基本の「誰かの役に立つこと」をただ行動していくこと。それこそが わたしが先人達の思いを繋いでいくことになるんじゃないかなぁ~って思っています。


 

この風景や光景を 祖父母や父に見てもらい

「当時のスタイルとは少し違うかもしれないけれど やっていることは同じなんだよ~」って
そんなふうに わたしは伝えたいです。

 

先人達が築いてくれていなかったら 今はない。っていうことについて 心から感謝したいと思うし 建物や環境などの有形なものだけではなく 目に見えない無形の「心」を通してお客様をお迎えすることのできる仕事を自分自身の役割として与えていただけたことは本当に感謝にたえません。 嬉しいです。

すみれガーデンを散歩していると 心が和み 嬉しい気持ちになってくる 不思議な感覚。

 

「この不思議な癒しの自然のパワーが どうかお客様にも伝わりますように。」

 

この何日かで 過去のことをいろいろと振り返ることになりましたが 節目の振り返りとしては 未来へ歩くために とってもいい時間だったなぁ~と思うのでした。

 

さぁ、また明日から がんばろう♪

 

 

今日も ここへ来てくださった あなたにありがとう。
初めての方 最後まで 読んでいただけて嬉しいです♪

 

では、また 明日ね。