米沢の野菜の王様~(((o(*゚▽゚*)o)))

 


『雪菜』 って言うんです。

今季の初物なんですよ(#^.^#)
調理すると 辛みがでて 少しほろ苦さがあるのですが

塩漬けにする前の湯通しがポイントになる 漬物のふすべ漬けが わたしは好きです。

 

こんばんは。

 

おふたりの特別な時間のためのお手伝いをしている
時の宿すみれのあやっち女将こと 黄木綾子です。

 

『雪菜』を ご存知でしたか?

 

雪菜は 上杉鷹山公様の時代にさかのぼる頃から 食べられてきましたが
雪国だからこその知恵を活かした 冬の間でも食べることのできる生鮮野菜のことなのです。

上杉鷹山公様が推奨したと言われていますが、『かぶのとう』とも言い、 もともと米沢市上長井地区特産の『遠山かぶ』の『とう(花茎)』のことでした。 現在の雪菜は、越後から伝えられた長岡菜との自然交雑から生まれたようですが 栽培法や保管は変わらず 一度収穫してから畑に並べて覆い  雪が降るのを待ち 雪中で『とう』を伸ばして それを摘んで食べるのです。

まさに 雪菜、ですよね☆

 

お宿のお料理としては やはり上杉鷹山公様が 藩の財政難を乗り切るために、 自ら一汁一菜を実行しつつ民衆にも奨励した『冷汁』をいつもお召し上がりいただいておりますが 冬季のみ この雪菜も用いています。冷汁は 汁物と言うよりも 季節野菜や凍みこんにゃく、高野豆腐、干し椎茸、人参なども入り 具沢山のおひたしのようなものです。雪菜の辛みとシャキシャキ感をお楽しみいただきたいです。

 

 

大自然が育んだ 厳しい冬を旬とする伝統の冬野菜 『雪菜』。

古来からの雪国の知恵。

 

本当に 素晴らしいです♪

 

今朝は朝日の射し込む いいお天気でした。

 

でも 初物の野菜で 冬が来たことを知りました。

 

いよいよ 冬が訪れましたよ~☆

 

いつ雪が降ってきてもおかしくない時季になりました。

 

 

今日も ここへ来てくださったあなたに ありがとう。

初めての方 最後まで読んでいただけ嬉しいです♪

 

では、また 明日ね。