お宿の裏山にある滝には「お不動様」が祀られています。

歩いても５～６分なので　ご滞在中やチェックアウト後に
お客様のお散歩コースになっています。

 

 

写真は　今年の５月８日に行われた例祭での一枚。

滝の中ほどにある　ブロンズのお不動様は　昭和５４年１１月８日に　祖父が前身の旅館「健康の宿　すみれ荘」を創業する以前に　関根地区の方々などのご協力を得ながら寄進させていただいたという経緯があり　当時「大滝不動尊開眼法要」が入魂式として　米沢市長や関根区民の方々も参列し盛大に挙行されたと聞いています。

 

こんばんは。

 

時の宿すみれの女将　黄木綾子です。

 

 

不動明王って　顔が怖いですよね（汗）

 

でも、外面は厳しくても内心で慈しむ父愛の姿が表現されており　人々の迷いを打砕いたり、障りを除いたり、所願を成就させてくださる大日如来の化身として昔から「お不動さん」と呼ばれ親しまれてきました。　この関根のお不動様は　祖父が寄進するずっと以前の昔からずっとこの場所に祀られていて　地域の方々の心のささえになっていたようです。

以前　地元の方にいつから祀られているのかを尋ねてみましたが、全くわからないようでした。７０歳以上の方々が「じいちゃんの頃にはもうあったみたいだ」っておっしゃるんです。湯の沢温泉は江戸時代にはすでに発見されているので　お不動様も実はそのころから祀られていたのではないのだろうかと　わたしは勝手に想像しています。

 

「実は　この滝に　ブロンズのお不動様以外に　

　三体の石のお不動様が祀られているんです。」

 

6月の初めにお越しいただいたお馴染のお客様、I様にも　そのお話をしましたが　行ってきた後のことになってしまったので　その時点では全く気がつかなかったとのことでした。

すると　今日になって　そのI様が動画を撮っていたことから「関根大滝のお不動さんの上に石仏があった！」と　画像をメールで送ってきてくださったんです。

 

その写真がこちら！

 

よ～く見るとわかると思いますが　滝の岩肌から水が落ちてくるところの窪みに

三体のお不動様。　　わかりますか？

 

ココです！

 

ご丁寧に　I様が画像に矢印を付けてくださったお陰で　よりわかりやすくなっています。

 

先日　お馴染のお客様達にお便りを出していましたが　その「便りが届いた」ことと　米沢での旅の思い出を綴ってくださったI様。

 

「今回の旅は、人とのふれあいのあった　大変楽しい旅だった。またお邪魔させていただきます。」と締めくくられておりました。

 

わたしは、I様からいただいた　このお写真を今後のお不動様へのご案内に使わせていただこうと思っています。

 

 

三体のお不動様、わかりましたか？

 

 

今日も　ここへ訪れてくださったあなたに　ありがとう。

初めての方　最後まで読んでくださって嬉しいです。

 

 

すみれガーデンに高砂ゆりが一輪咲きました。
今年は猿にゆりの根を食べられないようにしたいものです（汗）

 

では、また　明日ね。