こんばんは。

 

今夜の米沢は久しぶりの大雪になっています。
明日お帰りになられるお客様、いらっしゃるお客様のご移動が心配なあやっちです。

 

そう、夜になり山形新幹線つばさにも雪の影響が出て遅延から運休になってしまっているようなんです。

 

でも、今夜が山で明日には落ち着くであろう予報がでており、きっと 何事もなく通常通りとなることを祈るばかりです。

 

ただね、見ているだけだと とっても幻想的で美しい。

 

今夜のお客様には この雪景色を楽しんでいただきたい。そんなふうに思っています。

 

さて、昨日は「佐渡の美味しいもの」についての記事を ブログに書かせていただきましたが、今日はね「佐渡の史跡」についてです。

 

写真は 世界遺産暫定リストにも挙がっている 佐渡の史跡、金山観光をした際の一枚。 お友達が展示されている金の延べ棒を 箱から取り出すことに成功して その延べ棒をもって一生に一度の記念と 撮ってもらったんです。

 

12.5キログラムあるんです。この延べ棒。凄いでしょ?!
もちろんね、箱から無理矢理取ったわけではなく 箱にあらかじめ穴があり、取り出せるかどうか挑戦することができるようになっているんです。
とは言っても 簡単には取り出せないように 穴は微妙に小さいし、重さのあるものなので片手なら尚更 なかなか取り出せるものではないんです(汗)

 

でもね、簡単に取り出してしまった人がいた!!
昨日ご紹介した ご自身のことを「番頭」って名乗られる 佐渡 ご縁の宿伊藤屋さんの若旦那さんです。

 

本当に驚きました。だって時間にして 10秒もかかっていないくらいあっという間の出来事だったんですから。

 

他の仲間も ここぞとばかりに 次々記念写真(笑)
だって、人生の中でこんなことができる機会なんて 絶対にないことですから。そうでしょ?

 

平安時代から 砂金が発見されていたようですが 佐渡の金山発掘は 1600年ころから本格的に開始され 最盛期は1615年から1634年。今から400年も前に 金山発掘。どんな作業を行っていたのだろう。ってとっても興味が湧きますよね。

 

今回は江戸時代に開発された「宗太夫坑」を再現した国指定史跡を 見学してきたのですが、ほとんど本当の人間のように見えてしまう人形たちが 細かい動きまで その時代に働いている人達を再現していていました。引き込まれるようなリアル感。誰かが言ってました。「ディズニーランドのアトラクションみたい」って。(笑)でもね、そのくらいリアルで まるでその時代に自分がいるかのような感覚になったんです。すごく面白かった。

 

金山にも雪。まるで墨絵のよう♪

山師さんの名が付いた入口

 

外に出てみると 辺りは一面の雪景色。
タイムスリップを繰り返しているみたいだった。

 

佐渡奉行所の模型、江戸時代

 

佐渡の金銀の管理は 佐渡奉行所が行っていたそうです。
江戸時代に建てられてから 5回も火事で焼失したりを繰り返し その都度建て直されてきたんですって。ここでは模型だったけれど 金山を見学した後、実際にその史跡も見学してきたんですよ。役所と裁判所を兼ねていて、江戸幕府の直接の管理だったんだそうです。 佐渡はお国にとって大切な役目を果たしていたんですね。小判ができては船で江戸に運ばれていたようです。

 

金山道路にも雪が…

 

佐渡は 昨年の夏に訪れて今回で2回目。
お勉強のこともあったので 観光なんてできると思っていなかったのだけれど 伊藤さんの計らいにより お友達と共にとっても楽しい冬の佐渡の思い出を作ることができました。

 

現地の方のお声掛けから 思ってもみない体験ができることがある。
こういうことって 自分自身が体験して 改めて実感することもあるんですね。
でも それは 伊藤さんが観光、宿泊業に携わる方だから ということではなくて 伊藤さん自身の「せっかく 佐渡に来てもらったのだから 思い出に残ることを」という気持ちからのことだと思うんです。本当にありがたいお心遣い。

 

わたしも すみれも お客様に対して 楽しんでいただくためにどのようなアドバイスが最善なのかいつも相手の立場に立ったおもてなしをさせていただきたいものだなぁ。って感じました。

 

佐渡の冬の思い出。

 

素敵な楽しい思い出をいつまでも大切にしたいな。

 

今日もここへ来てくださってありがとうございます。

 

では また明日ね♪

 
時の宿すみれ Sumire Tokinoyado【湯の沢温泉・米沢】Facebookページ