館内に活けていた 八重桜が咲いていました。
小さな 春が ひとつひとつ 増えていくのが嬉しいです。

 

今日もここへ来てくださったあなたに感謝です。
初めての方 よろしければ 最後まで 読んでくださいね♪

 

こんばんは。

 

米沢牛の老舗肉屋に生まれ育ち、その経験を活かしたお料理の湯の沢温泉の旅館で
お二人のための特別な時間のためのお手伝いをしている
時の宿すみれの女将 黄木綾子です。

 

 

そう!わたしは 肉屋生まれの肉屋育ちなんです!(笑)
幼いころから 米沢牛を食べて 育ってきました(汗)

 

米沢市にある「米沢牛黄木」というもうすぐ創業90年になる精肉店が実家です。
そんなことから すみれで提供させていただいているお料理に使用するお肉は
すべて 実家で系列店の黄木より 仕入れをしているんです。
今日は その黄木から 嬉しいお肉が入ってきました。
「黄木牛」です。
米沢牛黄木の牧場に「黄木畜産工房」を立ち上げ 自ら育ててきた米沢牛のことです。
地元生産者さんの米沢牛がほとんどを占めていますが だんだん多くの頭数を出荷できるようになってきているんです。 なんと言っても 出荷するまで32カ月かかりますので その2年8ヶ月の間は 牧場で育てられていることになる牛たち。
世に送り出すまで 時間がかかるんです(汗)

 

今日の黄木牛のフィレ肉はこちら。

 

 

ところで、 ご存知でしたか?
牛肉のたんぱく質って 20種類アミノ酸から構成されていて 人間の体では合成することのできない必須アミノ酸も9種類も含んでいます。牛肉っていうと「動物性の脂で飽和脂肪酸だから身体に悪い」とか「コレステロールや中性脂肪を増やす」って思っている方も多いかもしれないんですが 実は和牛って、不飽和脂肪酸が60パーセント以上あって オリーブオイルに含まれている オレイン酸がたっぷりなんです!

 

そして、よく「和牛は融点が低い」などと言われますが その融点って 冷蔵庫から常温に出した時の脂の融けはじめる温度のことで 早く脂が融けるお肉ほど「融点が低い」と言っているのです。実は その溶け出してテカテカしてくる表面の脂こそ 不飽和脂肪酸なわけです。だから 冷蔵庫から出してすぐだったら、触ってみるとすぐわかる。体温は空気の温度より高いので触れてすぐの脂の融けかたで 不飽和脂肪酸の状態を判断するんです。
このブログを読んでくださっている方の中には もうピンときている方もいらっしゃると思いますが(笑)だから 米沢牛、すみれのステーキやしゃぶしゃぶ、すき焼、その他のお肉づくしのお料理を食べていても 口の中に脂が残るようなベタベタ感や 重たい感を感じることなく むしろ 口の中はスッキリするんです。まさしく 口の中でとろけている訳です。

 

美味しいものを食べると 幸せな気持ちになりますよね~。
わたしは 米沢牛が大好き。わたしも幸せな気分になっちゃう(笑)
そして ここすみれには 山からひいている恵みの温泉がある。

 

その 米沢牛と温泉で お迎えさせていただくお二人に 幸せな気分と楽しい思い出を作っていただきたいという願いが込められているお宿が このすみれなんです。

 

ここで 素敵で楽しい時間をお過ごしいただけるように いつも通りですが お二人の特別な時間のお手伝い、させてくださいね♪

 

では、また 明日ね♪

 

 

以下 本日のお食事処でのお写真をどうぞ♪

小野川温泉豆もやしは 冬季の野菜なので もうすぐ終わりになります。
食物繊維と合わせて米沢牛料理をご用意しています。

おかひじきは シャキシャキした食感が楽しい野菜。この辺りではとってもポピュラーです。クセのない美味しさ。

丁寧に 優しさと心を込めたお料理をご用意しています♪